2019年2月6日、ブロック制導入後初となる全国スマイルプログラム研修会が、福岡にて開催されました。今回の研修会は、中四国九州ブロックが企画立案し、準備を進めていました。
これまでの研修会や総会でも、体験に基づく講話や、過去の震災を振り返って時々の課題を共有するなどとありましたが、今回の研修会はより実生活、実知識、実体験が詰まったものでした。
全3部構成となっていて1部と2部は、福岡県の防災センターで、3部は場所を変えて研修会場で講話を聴くというものでした。
1部では普通救命講習のおさらいとして、胸骨圧迫、AEDの使用の流れを2名1組チームで勉強。その後は、代表3名がケーススタディに挑戦。自身がAEDを搭載した車両のドライバーとして、街中で救命救急が必要な時どのような事が必要とされるのか、ケーススタディ2では、同僚が車両事故に遭った時にどうした注意が必要かを勉強しました。
2部では、防災センターの施設を利用して消火器の使い方、使う上での心構えや注意、仮想震度7、風速32mという自然災害の体験、最後は火災事故にあった想定で避難訓練体験。なかなか、訓練の中でもあれほどの実体験をできるところは少なく、会員企業の皆さまからも非常に好評でした。
3部では、金大哲先生をお招きし、臨床心理としてのこれまでの経験談をお聞かせいただきました。
自然災害のもつ不確実性とは、また異なった突発的且つ依存性を特徴として持つような人間関係での問題、またメンタルヘルスケアの重要性やコツを1つ1つ体験談を用いてお聞かせいただきました。
とても大きな満足度を以って終えたわけですが、我々会員企業は地域のリーダーとして更なる啓蒙啓発を社員だけでなく同じ地域の企業・学校・個人を巻き込んでいかなければなりません。
AED機器設置・普通救命救急講習受講者の拡大!
全国に会員企業を!
私たちは、皆で笑顔の輪をつなぐべく、これからも活動してまいります。引き続き何卒よろしくお願い申し上げます。